November 05, 2008
ペイチェック 消された記憶(2003年)
きょうは、「レッドクリフ」公開中のジョン・ウー監督作品、2004年公開の「ペイチェック 消された記憶」
フィリップ・K・ディックの近未来SFサスペンス、ジョン・ウー印付き。わたしのお気に入りです。
コンピューター・エンジニアのマイケル(ベン・アフレック)は、携わった極秘プロジェクトの記憶と引換えに多額の報酬を得るという、実に危なっかしい仕事をしている。冒頭でまず、彼の仕事ぶりが描かれるが、他社の新製品のプログラムをそっくりパクって、そのうえをいくシステムを作り出してしまうわけだから、普通ならというか、「君には秘密を守ってもらう」とか何とか言われて消されたうえに、死体は永久に葬られるとか、そんな場面になってもおかしくない。が、これは近未来。”その期間”の記憶だけを消すなんて都合のいい技術が存在する。さて、そんな彼が次に依頼されたのは、巨大企業のプロジェクト。9200万ドルという破格の報酬と引換えの記憶は3年間。長い!
金に目がくらんだか、あっさり、でもないだろうが引き受けてしまうマイケル。そして3年経過。無事に記憶を消され、報酬を受け取って生涯安泰と思っているととんでもない。うまい話には裏がある。受け取ったのは、封筒に入った20アイテムのガラクタにしか見えない小物たち。そして、9200万ドルの放棄を決めたのは、4週間前の自分。本人もびっくりだが、見てるこっちも、なにぃ?! である。さぁ、話はここからだ。
言ってみれば過去3年間の記憶がないのだから、自分探しにも似ている。4週間前の自分が何かしでかしたのか、それともとんでもない陰謀でも目撃したのか。報酬以外に受け取るものとして会社から持ち出せるのは、最初に預けた私物のみ。だが、それもすべて自分のものではない、何だかわからないものばかりが過去から送られてきたというわけだ。さらにFBIやら企業が送り込んでくる殺し屋なんかに狙われはじめる。自宅でのん気にしている場合ではない。
ここで彼が頼れるものは、自分自身とアイテムの入った茶封筒のみ。そしてプロジェクト参加中一緒に過ごしていた生物学者の恋人(ユマ・サーマン)。この恋人の存在は、マイケルにとんでもないものを作らせ陰謀を企んでいた社長(アーロン・エッカート)にとって誤算だったに違いない。たとえ未来が見えても計算どおりにいかないのが人間だ。いってたまるか、である。
自分を信じて残したアイテムが、まさにパズルのパーツのように、ひとつひとつぴたりとはまっていく過程の引き込まれ具合が心地よい。この謎解きをジョン・ウーが料理すれば、やっぱりスタイリッシュなアクション映画になる。この場合、ちょっぴり控えめだけど、面白いアイデアでてんこ盛り。
アクションシーンではないが、会社から抜け出し、恋人に会いに行くユマ・サーマンが替え玉と入れ替わる場面の見せ方がうまい。事情を知ったFBI捜査官の粋な感じとか、恋人を偽者と見破る場面とか、頑張ったんだから、やっぱりご褒美でしょ、みたいな落ちとか、よく見る感じだけどやっぱり心をくすぐる。こういうのが、ほんとにたまりません!
【爽快度★★★★★】 ◎このレビューを評価する→ポチっとね♪

【映画DVD】ペイチェック 消された記憶
【映画データ】原題:PAYCHECK 2004年公開・118分・アメリカ
フィリップ・K・ディックの近未来SFサスペンス、ジョン・ウー印付き。わたしのお気に入りです。
コンピューター・エンジニアのマイケル(ベン・アフレック)は、携わった極秘プロジェクトの記憶と引換えに多額の報酬を得るという、実に危なっかしい仕事をしている。冒頭でまず、彼の仕事ぶりが描かれるが、他社の新製品のプログラムをそっくりパクって、そのうえをいくシステムを作り出してしまうわけだから、普通ならというか、「君には秘密を守ってもらう」とか何とか言われて消されたうえに、死体は永久に葬られるとか、そんな場面になってもおかしくない。が、これは近未来。”その期間”の記憶だけを消すなんて都合のいい技術が存在する。さて、そんな彼が次に依頼されたのは、巨大企業のプロジェクト。9200万ドルという破格の報酬と引換えの記憶は3年間。長い!金に目がくらんだか、あっさり、でもないだろうが引き受けてしまうマイケル。そして3年経過。無事に記憶を消され、報酬を受け取って生涯安泰と思っているととんでもない。うまい話には裏がある。受け取ったのは、封筒に入った20アイテムのガラクタにしか見えない小物たち。そして、9200万ドルの放棄を決めたのは、4週間前の自分。本人もびっくりだが、見てるこっちも、なにぃ?! である。さぁ、話はここからだ。
言ってみれば過去3年間の記憶がないのだから、自分探しにも似ている。4週間前の自分が何かしでかしたのか、それともとんでもない陰謀でも目撃したのか。報酬以外に受け取るものとして会社から持ち出せるのは、最初に預けた私物のみ。だが、それもすべて自分のものではない、何だかわからないものばかりが過去から送られてきたというわけだ。さらにFBIやら企業が送り込んでくる殺し屋なんかに狙われはじめる。自宅でのん気にしている場合ではない。
ここで彼が頼れるものは、自分自身とアイテムの入った茶封筒のみ。そしてプロジェクト参加中一緒に過ごしていた生物学者の恋人(ユマ・サーマン)。この恋人の存在は、マイケルにとんでもないものを作らせ陰謀を企んでいた社長(アーロン・エッカート)にとって誤算だったに違いない。たとえ未来が見えても計算どおりにいかないのが人間だ。いってたまるか、である。
自分を信じて残したアイテムが、まさにパズルのパーツのように、ひとつひとつぴたりとはまっていく過程の引き込まれ具合が心地よい。この謎解きをジョン・ウーが料理すれば、やっぱりスタイリッシュなアクション映画になる。この場合、ちょっぴり控えめだけど、面白いアイデアでてんこ盛り。
アクションシーンではないが、会社から抜け出し、恋人に会いに行くユマ・サーマンが替え玉と入れ替わる場面の見せ方がうまい。事情を知ったFBI捜査官の粋な感じとか、恋人を偽者と見破る場面とか、頑張ったんだから、やっぱりご褒美でしょ、みたいな落ちとか、よく見る感じだけどやっぱり心をくすぐる。こういうのが、ほんとにたまりません!
【爽快度★★★★★】 ◎このレビューを評価する→ポチっとね♪
【映画DVD】ペイチェック 消された記憶
【映画データ】原題:PAYCHECK 2004年公開・118分・アメリカ
監督/ジョン・ウー
製作/テレンス・チャン、ジョン・デイヴィス、マイケル・ハケット、ジョン・ウー
製作総指揮/ストラットン・レオポルド、デヴィッド・ソロモン
原作/フィリップ・K・ディック (「ペイチェック――ディック作品集」)
脚本/ディーン・ジョーガリス
撮影/ジェフリー・L・キンボール、ラリー・ブランフォード
美術/ウィリアム・サンデル
音楽/ジョン・パウエル、ジェームズ・マッキー・スミス、ジョン・アシュトン・トーマス
キャスト
ベン・アフレック、アーロン・エッカート、ユマ・サーマン、コルム・フィオール
ジョー・モートン、ポール・ジアマッティ、マイケル・C・ホール、ピーター・フリードマン、キャスリン・モリス
イワナ・ミルセヴィッチ、クリスタ・アレン、ミシェル・ハリソン
製作/テレンス・チャン、ジョン・デイヴィス、マイケル・ハケット、ジョン・ウー
製作総指揮/ストラットン・レオポルド、デヴィッド・ソロモン
原作/フィリップ・K・ディック (「ペイチェック――ディック作品集」)
脚本/ディーン・ジョーガリス
撮影/ジェフリー・L・キンボール、ラリー・ブランフォード
美術/ウィリアム・サンデル
音楽/ジョン・パウエル、ジェームズ・マッキー・スミス、ジョン・アシュトン・トーマス
キャスト
ベン・アフレック、アーロン・エッカート、ユマ・サーマン、コルム・フィオール
ジョー・モートン、ポール・ジアマッティ、マイケル・C・ホール、ピーター・フリードマン、キャスリン・モリス
イワナ・ミルセヴィッチ、クリスタ・アレン、ミシェル・ハリソン
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この記事へのコメント
1. Posted by
kiyo
November 05, 2008 02:05
これ見たと思うんですが
あまり映画のシーンが思い出さないんです
もう一度レンタルして見直してみます
応援プチッと (^_-)-☆
あまり映画のシーンが思い出さないんです
もう一度レンタルして見直してみます
応援プチッと (^_-)-☆
2. Posted by Dolitea(管理人)
November 05, 2008 20:09
>kiyoさん
お暇なときに、是非もう一度^^ 応援感謝です
お暇なときに、是非もう一度^^ 応援感謝です
3. Posted by
kiyo
November 06, 2008 04:40
「PAYCHECK」
今週末、見直してみます
アメリカ大統領決まりましたね
これからアメリカ映画も
ちょっと変わっていくかもしれませんね
今週末、見直してみます
アメリカ大統領決まりましたね
これからアメリカ映画も
ちょっと変わっていくかもしれませんね
4. Posted by
Whitedog
November 06, 2008 20:02
ジョン・ウー監督にしてはアクション少なめでしたが、茶封筒の中身がパズルのようにひとつづつ使われるのは、観てて面白かったです。
「レッドクリフ」、パート1では曹操さんバカ男にしか見えなかったのですが、おそらくパート2への布石だと思うので、次回に期待です。そのほかの武将、どなたもカッコいいです。馬に突進して倒したり、槍をぶん回してみたりと痛快としか表現できません。ええですわ〜、こういうの(笑)
「レッドクリフ」、パート1では曹操さんバカ男にしか見えなかったのですが、おそらくパート2への布石だと思うので、次回に期待です。そのほかの武将、どなたもカッコいいです。馬に突進して倒したり、槍をぶん回してみたりと痛快としか表現できません。ええですわ〜、こういうの(笑)
5. Posted by Dolitea(管理人)
November 06, 2008 23:30
>Whitedogさん
かっこよくて痛快なら、それは見ないと(笑)
今月後半行ってきまーす
かっこよくて痛快なら、それは見ないと(笑)
今月後半行ってきまーす





