June 13, 2008

グランド・ホテル(1932年)

1933年公開。
ホテルを舞台にして起こる様々な事件が絶妙に絡んでゆく、人間ドラマ…。
どこかで聞いた感じですね。
”グランドホテル形式”なる言葉を目にして、ちょっと興味が出たので見てみまた。
THE有頂天ホテルなどは、まさにこの形式というか、元になってるというか、まんまですね。

多分いろんなところで言われてると思うのですが、この「グランド・ホテル」という映画から、限られた空間で様々な展開を見せる劇作法といったらいいのでしょうか、そういう映画の手法をタイトルをそのままとって”グランドホテル形式”と呼ぶようになったそうです。

まず、物語の展開はかなり強引です。そこでいきなりそうなるか! 自称男爵の泥棒が、入り込んだ部屋でバレリーナと恋するとか見てられないくらいわざとらしいので、途中でお茶を入れに……。

登場人物も主要5人という、舞台が街一番の高級ホテルという設定で、かなり大きいしロビーも吹き抜けなのに少々小さい。それでも、5人の個性がはっきりしてるので、その点で分かりやすいし面白かったです。

同じ人物設定で、脚本をもうちょっと違う感じにしたら面白いかも…と素人考えですが、見終わってから思いました。

グレタ・ガルボを見ていて思ったのですが、スザンヌが歳をとったらこんな顔になりはしないかと…。困った顔とかちょっとした表情が似てる気がするんですが、気のせいですかね。そういえば本人がどこかで言ってたかも…という気になってきましたが、勘違いでしょうか。
いづれにしても、これからの映画鑑賞に深みを持たせる為の参考作品であることは、間違いないかと思われます。

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★スタッフ&キャスト→

映画データ
1933年劇場公開・アメリカ・113分・ドラマ
第5回アカデミー賞作品賞受賞作
監督:エドマンド・グールディング
製作:アーヴィング・G・サルバーグ
原作:ヴィッキー・バウム
脚本:ウィリアム・A・ドレイク
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ

出演
グレタ・ガルボ/バレリーナ・グルシンスカヤ
ジョン・バリモア/ホテル泥棒・自称ガイゲルン男爵
ジョーン・クロフォード/プライジングの速記係・フレムヒェン
ウォーレス・ビアリー/会社社長プライジング
ライオネル・バリモア/クリングライン
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naja_d1 at 00:29 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 洋画レビュー編 

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この記事へのコメント

1. Posted by Whitedog    September 19, 2008 23:47
先日、コメントいただいて、観なおしましたが群像劇のお手本のような作品ですね。
グレタ・ガルボとスザンヌ… そう言われると似てるかも。全然ハーフとかじゃなかったことを、最近知りました。

「ユージュアル・サスペクツ」も舞台はロスです。数箇所でロケしてますね。"カイザー・ソゼ"で最後まで引っ張りましたが、面白かったです。「ヒート」も良いですが、マイケル・マン2作品はまずいということなんでしょう、きっと。また競演作が全米公開されるそうですが、早く日本でも公開して欲しいです。
2. Posted by Dolitea(管理人)    September 20, 2008 01:44
>Whitedogさん。

わざわざ見直してのコメントありがとうございます。

それから丁寧なお返事も。”カイザー・ソゼ” しばらく頭に張り付いてました(笑)
「ヒート」の2人の競演作公開は、楽しみですね。

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